校正さんのネガポジ判定機能を公開しました。 リモートワークによって、文章でのコミュニケーションが増えつつあります。 そんな中、自分の発言した意味が相手に伝わらなかったり、心配になって後からビデオ通話したりすることはありませんか? 文章がネガティブであるかポジティブであるかを判定すると、意外なネガティブワードが見つかるかもしれません。
#校正さん
— Tomoyuki Hata (@hata6502) December 20, 2020
リモートワークによって、文章でのコミュニケーションが増えつつあるいま。
文章がネガティブであるか、ポジティブであるかを判定する「ネガポジ判定機能」を公開しました。https://t.co/OgIffSs00Z pic.twitter.com/ZhBrJMWED1
人はネガティブなことに敏感
SNS やニュースを見ていると、世間ではネガティブなことばかり起きているように感じませんか? また、自分の失敗経験などがふと脳裏によみがえることはありませんか?
このような心理現象は、ネガティビティ・バイアスといわれています。 さらに、テキストコミュニケーションは感情を表す情報の量が少なく、不安が募るものです。 そのため、テキストコミュニケーションをするときは、ポジティブであることを心がけるべきといえます。
ポジティブを意識した文章に
ポジティブを意識した文章を書くには、まず無意識に使っているネガティブワードを見つける必要があります。 たとえば、「ごたごた」という言葉について考えてみたいと思います。
いまはごたごたを避けましょう。
この文章はどのような意味でしょうか? 「忙しさを避ける」意味かもしれませんし、「人の混雑を避ける」、ひいては「権利的なトラブルを避ける」意味にも受け取れます。 この文章は意味があいまいなため、少し文脈を加えてみます。
コロナ禍ではごたごたを避けたいので、電車ではなく車を使いましょう。
これで文章の意味が明確になりました! 意味が明確な文章であるほど、相手をネガティブに思わせるスキがなくなります。 「ごたごた」という言葉はネガティブな意味も持つことがわかったため、ちがう言葉に置き換えます。
コロナ禍では人の混雑を避けたいので、電車ではなく車を使いましょう。
さらに、ポジティブな意味合いを持つ「安全」という言葉を使えば、より良くなります。
コロナ禍でも安全に移動するため、電車ではなく車を使いましょう。
その他、ポジティブを意識した文章を書くために、以下のリンクをおすすめします。
- リモート環境で信頼されるためのテキストコミュニケーションの「7 つの極意」 - CNET Japan
- ネガティブ表現は NG!ポジティブなライティングのコツ | WEB 改善事例集(GMO ソリューションパートナー株式会社)
- 現役アナが教える。ネガティブワードを使わず伝える言い換え術 - まぐまぐニュース!
ネガポジ判定をする npm パッケージも公開
校正さんのネガポジ判定機能公開にあわせて、機能のコアとなる npm パッケージをオープンソースとして公開しました。
- negaposi: A Japanese negaposi analyzer.